ユネスコ無形文化遺産にも登録された結城紬で街歩きをしてきました♪
皆さん、こんばんは☺️
先日、母親や叔母たちと結城紬を着て風情ある街をぶらり散歩して来ましたので、ぜひ紹介させてください♪
結城紬とは茨城県結城市を中心に作られている日本最古の高級絹織物のことです。
蚕が作る真綿から作られており、ふわりと暖かく、シワができにくく丈夫なのが特徴です。
「着れば着るほど、洗えば洗うほど着心地がよくなる」
「親、子、孫 三代に渡って使うことができる」
と言われるほど、着れば着るほど味や風合いが出てくる着物として幅広い世代の方に愛されています。
糸つむぎ・絣くくり・地機織りの3工程は昭和31年に「国重要無形文化財」に,昭和52年に「伝統的工芸品」に,そして平成22年には「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました!
また、結城紬には全ての工程が手作業で行われる「本場結城紬」と動力織機などを利用する半手仕事・半機械によってつくられるものの2種類があるそうです。
詳しくは結城市の観光情報のページをご覧ください!YouTubeなどで作業工程など詳しく解説しています👘
茨城県結城市では毎年11月に着物で街歩きのイベントを開催しています。
そのイベントの中では結城紬の反物が当たる大抽選会や結城紬のファッションショー、着物姿でお寺のランチがいただけるなど、5感で結城を楽しむことができる催しものがたくさん開催されています!
今年で15回目の開催らしく、県外(中には海外!)からの参加者も多いそうです☺️
着物を着て街を歩くのはこういったイベントが無い限り、なかなかハードルが高いですよね。
事前に申し込みをすれば着物のレンタル・着付けを有料でしてくれる場所もあるので、着物に触れてたい方にもおすすめです!
こちらも同じく、詳細は結城市の公式ホームページをご覧ください。
※こちらのページは令和5年度に開催された第15回きものdayのホームページになります。
今回は早起きして親戚の家で着付けをしてもらい、車を爆走させて結城市まで向かいました。(着物が可哀想)
※着物類は全て親戚の方にお借りしました!
母とパシャリ。私は薄紅梅色に薄黄色のアクセントがあるものを着ました!
母はザ・結城紬!といった渋い色合いのもの。
私もいつか渋い色合いが似合うような大人の女性になりたいです。
この日はとっても寒かったので、道行(着物の上に着る上着)を着せてもらいました。
(この格好で高速運転2時間は辛かった…。運転中はもちろんスニーカーです!)
抽選の受付をした後、最初に向かったのは結城市にある人気のパン屋さん。
看板熊?が出迎えてくれました。
開店前に到着したのに既に開店待ちのお客様がたくさん並んでいました!
店内が狭いため、中に入れるのは5人までほどとなっておりました。(1人出ると次の1人が入れるシステムのようです。)
古民家をリノベーションした店内はとても風情があって、和モダンとパンの香りがいっぱい。
食パン、クリームパン、クロワッサンが特に人気だそうです🥐
私は玉ねぎのタルトと紅生姜とピクルスのポテトサラダのパンを買って帰宅後に頂きましたが、中身がごろごろボリューミーで冷めてもとっても美味しかったです💖
そして次は結城紬の地機(紬を織る機械)を見てきました。
結城紬はこの地機を使って、職人さんの手によって一つ一つ手作業で作られます。
実は学生時代に一度この地機を使わせていただいたことがあったのですが、30分集中して手を動かしても作れたのはたった1センチでした…
その時に、使う色を増やすとなるとさらに時間と労力がかかると聞き、日本の伝統文化は職人さんたちの熟練した技術によって守られているのだなと素人ながら思いました。
蔵ざらいや結城紬の反物を見ながら散策しているとフォトスポットが!
イメージは大河ドラマの綾瀬はるかさん(土下座しますごめんなさい。)
昔から、小道具を見つけると全力で成り切る癖があります…
楽しかったし、見ていた人(知らないご夫婦)が笑ってくれたので良しとします!笑
お昼はお寿司屋さんの贅沢海鮮丼🐟
お腹もいっぱいになったところで第抽選会の会場へ!
私は残念ながら何も当たりませんでしたが、結城紬の反物や桐下駄や結城紬のショールなど、豪華景品が当たる抽選会は見ていてとっても楽しかったです♪
ちなみに、私たちは4人で行ったのですが、私だけ何も当たりませんでした笑
きっと来年は特賞が当たるから、今年は何も当たらなかったのだなと自分を納得させて、帰路につきました🚗
着物で街歩きなんて、自分一人では絶対に出来なかったので、このような機会があってとても良かったです☺️
そして何より結城紬の歴史や工程を学ぶことができ、改めて日本の伝統文化の奥深さを学ぶことができました。
私はまだまだ色々な意味で結城紬を仕立てるほどの器ではありませんが、いつかは母や叔母のように自分だけの紬が着られるような女性になりたいです。
遠方ゆえ朝の早起きという(私にとっては高い)ハードルはありますが、来年も機会があれば参加したいと思います☺️
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